駐車場はありますか。
妙心寺の東側に、妙心寺第1駐車場、第2駐車場があります。
バスでお越しの際は、ご予約が必要です。
花園会館 (075-461-5500) までお問い合わせください。
妙心寺本坊境内は、松の木が多く、桜などの花見をご期待されると、多少がっかりされるかもしれません。しかしながら、その松の木も「松樹千年翠」の禅語に言い表されるように、四季を通じて悠久の緑を境内にたたえ、たいへん美しいです。
塔頭寺院の中には、桜・藤・ぼたん・スイレン・つつじ・あじさい・夏椿などがきれいな公開寺院もあります。
禅宗寺院の法堂の天井に龍の図が描かれるのは、龍が仏法護持の神将の一つとして重んじられてきたことによります。法堂はその寺院の住持が仏に代わって仏教の要諦を説き示す場として七堂伽藍の中で最も重きを置かれた建築で、龍はそこを守護する役割を果たしていることになります。
また、龍が雲を呼び雨を降らすといわれることから、法堂に法の雨(法雨)を降らせるために描かれたり、同じ理由で火災より守ってくれるために描かれるのだという説もあります。
[京都]
○妙心寺「雲龍図」(法堂天井)狩野探幽筆
○南禅寺「雲龍図」(法堂天井)今尾景年筆
○東福寺「雲龍図」(本堂天井)堂本印象筆
○天龍寺「雲龍図」(法堂天井)加山又造筆
○相国寺「蟠龍図」(法堂天井)狩野光信筆
○大徳寺「蟠龍図」(法堂天井)狩野探幽筆
○建仁寺「雲龍図」(襖絵、方丈)
開山無相大師御影は、お仏壇の本尊様脇にお祀り下さい。
奉修大般若経全部萬難不起祈攸のお札は、お宅の玄関に貼られるのが一般的なようです。
外に向かって貼れば、悪事が家内に入らない、
内に向かって貼れば、好事は家外へ出て行かないとされています。
日本音階の、黄調(ピアノの「ラ」)です。CDなどの発売はございません。
妙心寺派の名僧に限りませんが、
『昭和・平成 禅僧伝 臨済・黄檗篇』(2000年、春秋社) が参考になります。
これ以外の書籍については、禅文化研究所のホームページ( https://www.zenbunka.or.jp/) をご覧下さい。