vol.2 禅僧といっしょに、身体と呼吸と心を調えよう!(動画編)
vol.1では坐禅の組み方を文章でお伝えしました。
今回は、妙心寺派布教師 高橋玄峰師(福井 大安禅寺副住職)の坐禅動画を送ります。
ぜひ、禅院の枯淡な雰囲気を感じていただければ幸いです。
↓↓↓ 高橋玄峰師の坐禅動画はこちら ↓↓↓
□■ 心をあつめよう ■□………………………………
前回、調身・調息・調心の3つの坐禅の要素をお伝えしました。
調心では、いのちを保つために不可欠な呼吸ですが、普段は呼吸に意識することはありません。
呼吸に一心に取り組むことで、余計な思い煩いを忘れることができます。
「心を無にする」ことは難しいですが、あちらこちらに勝手に飛んでいく意識を、身体と呼吸に集めていくようにイメージしてみましょう。
とお伝えしました。
修行道場では、特に厳しい坐禅修行の期間を「摂心」と呼びます。「心をあつめる」という意味が込められています。
あちらこちらに意識が飛んで散漫になると、他と比べるなど思うようにいかない人生を悲観するタネになってしまいます。
目の前のことに集中することが、そうした妄想・執着から離れるコツだと臨済禅では説きます。
単純ですが、難しいことです。ぜひ挑戦してみてください。